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幕末百話
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    今の職場は学生街にあるので古本屋が豊富で、先日も『清俗紀聞』と『今古奇観』を見つけたわけですが、その時ついでに買ってきた『幕末百話』という本を最近寝る前にちょこちょこ読んでいます。

    この本は明治時代中頃に老人に幕末の思い出話を訊いて回ってまとめた本なので、いわゆる歴史(政治史って感じの)をある程度知っているか、時代劇が好きかすれば面白く読めるわけですけど、個人的には最近こうした民俗史、社会史、経済史、みたいな分野が楽しいのです。
    政体の変更が必ずしも庶民の生活だったりマインドセットに影響を与えるわけではないというのは極々当たり前のことだとは思うんですが、受験や単位のための歴史学では見落としがちなことだなあと今更ながらに思いつつ、ですね。

    似たような本では、維新から大体半世紀前に『幕末百話』と同じように世間話を蒐集した『耳嚢』って本があって、去年は延々とこれを読んでましたけど、案外『幕末百話』とマインドセットが変わってないのに驚きます。
    # 『耳嚢』は『聊斎志異』っぽい奇譚や怪奇ネタもあって面白いんですが、それはまた次の機会に
    まあ、明治初期の娯楽本といえば仮名書魯文というか江戸時代から連綿と続く戯作本だったわけで、そういうところからしてもあまり驚くような話ではないのですが、改めて気付かされる、という楽しみですかね。
    | clockmilk | 書籍 | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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